■  基礎体温と更年期



基礎体温は、自分の月経の周期を知り、妊娠に役立てたり、自分の体調を管理するために利用するデータである、ということがわかりました。では、妊娠したい、という希望を持つ時期が過ぎたら、基礎体温は必要ないのでしょうか。また、こうした時期の基礎体温はどのような分布を示すのでしょうか。

女性は、40代に入ると更年期を迎えます。更年期になると女性の体にはさまざまな変化が現れます。この急激な変化は、女性ホルモンの減少によって引き起こされるといわれています。そのため、基礎体温のグラフも、ホルモンの影響がわかりにくくなり、徐々に高温期の長さが短くなってきます。また、排卵の時期、月経の時期もわかりにくくなり、グラフの高低の差がはっきりしなくなってくるようです。この時期に基礎体温をつける必要があるのだろうか、ということになりますが、実は、婦人科で更年期と診断するためにも、こうした基礎体温のグラフを持参することは大きなポイントになります。

血液検査や問診、年齢的な部分から更年期の診断はなされますが、そこにこうした高低の差がはっきりしない基礎体温のグラフを持参することによって、その診断がよりはっきりすることになるでしょう。逆に言えば、更年期のような症状に悩んでいるとしても、ホルモンがしっかりと働き、基礎体温のグラフが高低の差が大きく現れているようであれば、更年期以外の症状である、と診断されることもあります。重大な病気が隠れていることもありますから、基礎体温から判断できることはかなり重要です。


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